絶大な人気を誇り読者を魅了した人気少女漫画『シンデレラクロゼット』。
作者の柳井わかな先生は、『別冊マーガレット』で2016年に漫画家としてデビューし、学生時代に古着ショップで働いていた体験と、洋服が人に自信を与える特別な瞬間を漫画で表現したいという想いから、この作品のアイデアが生まれました。
そして誕生したのが、”男の子の女装×自分らしさの発見”というユニークなコンセプトです。
2020年には本作品が第44回講談社漫画賞の少女部門候補作に選ばれ、さらに海外6カ国での翻訳出版も決定するなど、その評価は世界規模で広がりを見せています。
この記事では、最終回はどうなったの?という疑問にお答えすべく、物語の結末を分かりやすく解説します。
なお、まだ作品を読んでいない方や、ネタバレの前に全巻一気読みしたい方のために、『シンデレラクロゼット』を合法的に無料で楽しむ方法も合わせてご紹介します。
この記事を読めば、『シンデレラクロゼット』の世界がまるごと理解できるはずです。
Contents
シンデレラクロゼット【柳井わかな】最終回結末ネタバレ!黒滝とはなぜ別れた?
主人公の春香が黒滝とはなぜ別れたの?と、最終回に向けて気になっている物語の結末を、本記事で徹底的にネタバレ解説していきます。
黒滝と別れた理由は?
ストーリーの序盤で、春香は憧れていた先輩・黒滝さんと晴れて恋人同士になります。
ところが、この恋愛は思ったよりも早く終わりを迎えてしまいました。
その一番の原因は、お互いの恋愛に対する温度差だったようです。
黒滝さんは以前の恋愛でひどく心を痛めた経験があり、そのトラウマから新しい恋にはとても用心深くなっていたのです。
春香のことを本当に大切に思うからこそ、また傷つけてしまったらどうしようという不安が先に立ち、素直な愛情を伝えることができずにいました。
その一方で春香は、恋人らしくもっと深い部分で分かり合いたいと願っていました。
けれど、黒滝さんの優しさの奥にある見えない壁を感じ取り、段々と私のこと、本当に愛してくれているのかな?という不安が大きくなっていってしまったのです。
ミオリンの存在がもたらした“劣等感”
そんな2人の関係に、黒滝さんの幼馴染であるミオリンが現れます。
ミリオンは黒滝さんと子供の頃からずっと一緒にいたため、とても自然で親密な関係を築いていました。
その様子を目の当たりにした春香は、私って彼にとって本当に必要な人なのかな?と自信を失い始めてしまいます。
黒滝さんが自分に向けてくれる丁寧すぎるほどの優しさと、ミオリンに対する何の遠慮もない自然な態度を見比べた春香。
その違いから、私たちの間にある壁は、きっと永遠に取り除けないという現実を受け入れることになったのです…。
結果的に、春香はこのままの関係を続けていても、本当の意味で幸せにはなれないと判断し、自分から別れ話を持ちかけることに。
この体験は単純な恋の終わりというだけでなく、自分の本当の気持ちを大切にするという大事なことを学ぶ、春香にとって非常に意味のある成長の機会となったようです。
光との恋が実った結末
黒滝との別れを経験し、涙を流す春香のそばに、いつも光が寄り添ってくれました。
そんなある日、光が遠くへ行ってしまうかもしれないという話を聞いた春香は、彼の存在が自分にとってどれほど大切かということに気づき、初めて友情ではない恋心を自覚します。
ぎこちなくも、お互いの気持ちをぶつけ合った二人。
春香が勇気を出して好きと告白すると、光も俺も春香のことが好きと応え、二人はついに恋人として結ばれます。
ここから、物語はクライマックスへ向かっていきます♡
シンデレラクロゼット【柳井わかな】最終回結末ネタバレ!春香と光は結婚する?
シンデレラクロゼット【柳井わかな】最終回結末ネタバレ!春香と光は結婚する?まとめ
今回は、シンデレラクロゼット最終回結末ネタバレ!春香と光は結婚するをまとめて考察しました。
物語は、登場人物たちがそれぞれの成長を経て、自分らしいハッピーエンドを迎える形で幕を閉じます。
特に、主人公の春香と光の関係は、単なる恋人同士にとどまらず、互いの夢を支え合いながら、結婚という未来へつながっていくようです。
原作の感動的なストーリー、あなたも一度読んでみて下さいね♪
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