LINEマンガで話題沸騰中のウェブトゥーン、『泣いてみろ、乞うてもいい』はもう読みましたか?この作品、読めば読むほど中毒になる”沼”なんです。
この作品の魅力は、ただのロマンスファンタジーで終わらないところ。
登場人物たちの複雑な感情、すれ違う愛、そして強烈な執着が、まるで心臓を直接掴まれるようにリアルに描かれています。
読めば読むほど新しい発見があり、キャラクターたちの深い心理に引き込まれていきます。
まだ読んだことがない人も、すでにドハマりしている人も、この作品の本当の魅力を一緒に探っていきましょう!
ネタバレは避けつつも、あなたを『泣いてみろ、乞うてもいい』の世界に引きずり込むような、そんなレビューをお届けします。
ほんと泣いてみろ、乞うてもいいの原作小説翻訳アプリでちまちまちまちま読んでたから、日本語翻訳版出たらどんなに嬉しいか、、、
ただ、その手間かけてもいいほど読む手が止まらなかった— Qリネックス (@llllllllinex) August 29, 2025
Contents
泣いてみろ、乞うてもいい原作ネタバレあらすじ!
舞台は名門・ヘルハルト家。
若き公爵マティアス・フォン・ヘルハルトと、孤児として生きる少女レイラ・ルウェリンの出会いから物語は始まります。
庭師のビルを頼り、居場所を見つけたレイラ。そんな彼女に、権力も財も持つ完璧なはずのマティアスが心を奪われていきます。
最初はただの興味で、それは次第に執着に変わっていき、やがて狂気すら帯びていきます。
愛を知らず、愛し方もわからないマティアスは、レイラを手に入れようと必死になります。
その歪んだ感情が絡み合い、物語は切なくも危うい愛憎劇へと発展していくのです。
泣いてみろ、乞うてもいい原作ネタバレあらすじは?
両親を亡くし、親戚を転々としていたレイラは行き場をなくし、ベルク王国で庭師をしているビル・レマーを頼ります。
無愛想ながら優しいビルに支えられ、孤児院に行かずに生活を始めたレイラ。
そんな彼女が森で出会ったのが、医者の息子カイル。
子供らしく森を駆け回る日々の中、時々顔を合わせるのがマティアスでした。出会うたびにレイラをからかうマティアスは、逃げて隠れる姿を面白がります。
18歳になり女学校に通うレイラは、自転車で屋敷の前を通りかかり、数年ぶりにマティアスと再会します。
将校として戻っていたマティアスは、もう幼い少女ではなく、美しく成長したレイラの姿に心を奪われます。
しかし彼はなぜ惹かれるのかを理解できないまま、それを“欲望”と勘違いし、無理にでも強引に手に入れようと動き出してしまうのです…。
泣いてみろ、乞うてもいい!最終話の最後の結末は?
もうマティアスの束縛に耐えられなくなったレイラ、ビルおじさんと一緒に大脱走を決行!
海沿いの小さな町ロビタで、やっと自由な生活を手に入れるはずだったのに…まさかの妊娠が発覚します!
しかも、マティアスの赤ちゃんであることが分かり嬉しいような、複雑な想いでいっぱいのレイラ。
そんな時に国境で戦争が勃発!
レイラを失って心にぽっかり穴が空いたマティアスは、将校として戦場へいきます。
戦場では妊娠中のレイラと再会し、命の危険にさらされてるレイラを見て、マティアスの心に雷が落ちます。
「俺の愛し方、全部間違ってた…」
愛してるから束縛するんじゃなくて、愛してるから自由にしてあげるべきだったってことをマティアスは悟ります。
そしてついに自ら決断し、レイラを解放することにします。
マティアスの変化と謝罪を受けて、レイラも自分の気持ちと向き合うことに。
ずっと、嫌いだって言ってたけど、実は心の奥底では…
「私、あなたを愛してた」
そしてカイルに全部話すシーンも感動的でした。
戦場に向かうマティアスを“好きよ”と云って送り出すレイラ。
戦死の知らせが届いても、レイラは絶対帰ってくるって約束したと言って信じません。
一人で黒髪の息子フェリクス(パパ似!)を出産して、シングルマザーとして頑張るレイラ。
そして1年後、アスマティが約束を守り生還して帰ってきます。
ヘルハルト家という名門を捨てて、レイラとの結婚を選ぶ決意するアスマティ。
結ばれた二人の新婚生活では、マティアスがレイラを大学に通わせてくれたり、一緒に森を散歩する日常を経ます。
孤児だったレイラがやっと本当の家族を手に入れて、マティアスも本物の愛を学ぶことができました。
原作小説との違いは?
原作小説は2019年に韓国のNAVER SERIESで全170話完結済みで、漫画版は2024年3月からLINEマンガでスタート。
小説だからこそできる登場人物の心の声が面白いデス。
マティアスの複雑で矛盾だらけの心境とか、レイラの微妙に揺れ動く気持ちとか、本当に手に取るように分かります。
戦争の背景、登場人物の過去、この世界のルールみたいなものまで、全部めちゃくちゃ丁寧に説明されてています。
VAN JI先生の絵画は、衣装の細かい模様、背景の建物まで、全部が美術館に飾ってあってもおかしくないレベル。
フルカラー&縦スクロールだから、電車の中でもサクサク読めます!
文章で想像してた世界が、そのまま目の前に現れる感動は格別。
漫画版では、原作の過激すぎる部分を少しマイルドされているので、より多くの人が楽しめるようになってるのも嬉しいポイント!
少し休載期間があったけど、これは作画のクオリティを上げるためだとか。
作品に対する愛とこだわりが詰まっています。
まとめ
『泣いてみろ、乞うてもいい』最後まで涙なしには読めない結末ということがわかりました。
ビルおじさんは、国外に逃げている最中に空爆に巻き込まれ、命を落としてしまうという悲しい結末を迎えます。
カイルは軍医として戦地へ行き、戦争が終わった後は、父親の病院を継ぎました。初恋の淡い思い出を胸に、静かに生きていくのです。
そして、リエットやクロディーヌたちも、戦争に翻弄されながらも、それぞれが自分の道を歩んでいきました。
失うこと、許すこと、そして愛すること。登場人物たちが選んだ道の先にあるラストは、静かに、でも確かに心に響き続ける漫画です。
コメント