ヤクザと中学生がカラオケをきっかけに、まさかの友情を育んでいく青春コメディ『カラオケ行こ!』。
2025年7月には待望のアニメ化がスタート予定で、話題性もどんどん高まっています。
この漫画は、『女の園の星』や『夢中さ、きみに。』で知られる和山やま先生が手がけた人気作です。
全1巻で完結しているのに、驚くほど完成度が高く、ファンから“名作”と呼ばれるほど支持されています。
この記事では、『カラオケ行こ!』の魅力やあらすじ、そして気になるラストまでをまとめています。結末部分にはネタバレを含みますので、まだ読んでいない方はご注意くださいね。
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気になる方はぜひお得に楽しんでくださいね♪
アニメのカラオケ行こ!最終回見た…
紅の間奏入ったところで「あ、原作本買わな」って真顔になった😐— 万屋 (@senzou68) August 23, 2025
Contents
【カラオケ行こ!】あらすじネタバレ!
森丘中学校の合唱部部長・岡聡実(3年生)は、合唱コンクールが終わった帰り道にヤクザの成田狂児から突然声をかけられます。
狂児が所属している四代目祭林組では、組長が年に4回もカラオケ大会を開くのが恒例!
しかもその組長は絶対音感の持ち主で、最下位になった組員には“自ら手彫りで刺青”を彫るという超ブラックなルールがありました。
もちろんプロの彫り師じゃないので激痛必至!!
だからみんな命がけで歌い込んで挑むのです。
そんな恐怖の大会で最下位を避けたい狂児は、聡実に歌の指導をお願いすることにします。
ところが勝負曲は、よりによってX JAPANの「紅」!!
聡実は、その選曲はやめた方がいいがいいのではないかと正直に忠告するのです。
最後に向けて狂児はどうなる?
狂児はアドバイス通り新しい曲を練習しようとするものの、結局いつも【紅】を選んでしまいます。
一方、聡実も付き合って歌の練習をしますが、自分の中に大きな悩みを抱えていた。
その悩みとは、声変わりが始まって今まで担当してきたソプラノを思うように歌えなくなっていたことでした。
その不安から次第に部活を休みがちになった聡実。
それでも、最後くらいはと思い、中学生活の集大成である合唱祭に参加するため会場へ向かいます。
だが、乗っていたバスの窓から、狂児の交通事故を目撃してしまいます。
動揺した聡実は合唱祭を放り出し、同日に開かれていた組長の誕生日会の会場へ走ります。
そこで組長から『狂児は地獄へ行った』と告げられる聡実。
彼は狂児への弔いの気持ちを込めて、声を振り絞りながらも十八番の【紅】を歌い切ります。
その姿に組長は涙を流し、気づけば隣には無事な狂児が立っていました。
【カラオケ行こ!】結末ネタバレ!最後に
聡実は合唱部だけでなく映画部にも所属していました。
劇中で、愛ってなんやろ・・と問いかけたとき、映画部の部長はスクリーンを眺めながら、ぽつりと
愛って、与えるもんらしいで
と答えるのだった。
その後、聡実は高校を卒業!
お別れ会の帰りに、狂児と一緒に練習した思い出のカラオケ店を訪れ、偶然入った部屋で狂児の名刺を発見します。
数年後、東京へ向かう飛行機を待っていると、隣の席に座ったのはなんと狂児。
右腕には“聡実”と彫られ、今や“歌ネタ王”となっていました。
しょっぼい名刺やなぁ
3年ぶりの再会に照れて目を合わせられない聡実に、狂児は笑いながらこう言います。
東京着いたら、とりあえず…カラオケ行こ!
【カラオケ行こ!】中学生とヤクザの友情を考察!
合唱部の中学生の聡実とヤクザ・狂児という、普通なら絶対に交わらない二人が出会い、奇妙な友情を育んでいく物語です。
年齢も立場もまったく違う二人ですが、歌を通じて心を通わせ、やがて“愛”や“人とのつながり”に気づいていく姿が印象的でした。
狂児は初対面のとき、聡美の名前は知らないけど部長であることを知っていました。
ここが少しひっかかっていて、もしかしたら狂児は初めから聡美のことをあらかじめ、いろいろ調べていたのかなと思いました。
前半のコミカルさと、後半の感動の落差も大きな見どころ。
物語の前半は、ユーモラスでクスッと笑えるシーンが多く、軽やかに進んでいきます。
しかし後半に差しかかると、一気に空気が変わり、思わず涙がこぼれるような感動的な展開へ。
特にラスト、聡実が狂児の代わりに歌う【紅】は圧巻です。
歌唱力の問題ではなく、そこには今まで足りなかった“愛”が込められており、胸が熱くなる瞬間!!
心の奥にずしんと響くものがあり、人と人とのつながりや、言葉ではうまく説明できない感情がそこにはありました。
特にラストの【紅】の熱唱シーンは、友情と愛情のすべてが凝縮された名場面として語り継がれそうです。
【カラオケ行こ!】あらすじ結末ネタバレ!中学生とヤクザの友情を考察!まとめ
『カラオケ行こ!』は、中学生とヤクザという異色の組み合わせが織りなす、笑いと涙、そして深い感動に満ちた物語でした。
最終的に二人の間に特別な友情が芽生え、結末では2人が再び巡り会うという、温かいメッセージが残されました。
立場や偏見を超えた純粋な心の繋がりは、胸に響きわたる漫画です♪
もしあなたがまだこの作品を観ていないなら、ぜひこの機会に、奇妙で心温まる二人の友情の物語に触れてみてくださいね♪
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